聞き手と話し手

 

 

ちょっとふと感じたことがある。

 

 

ビジネスしてて

上手く行ってる人を冷静に見てみると

共通する事がある。

 

それは

「感情を上手く扱っている」ということ。

 

 

話し手A(売り手)が

聞き手B(買い手)に物を売りたい時

 

Aはまず物を売りたいという意図がある。

そうすると、いちばん早いのは

Bの購買意欲を掻き立てることだ。

どうやったら購買意欲が湧くか。

いかにBの感情に火をつけることが出来るか。

 

それは「感情」を扱っていることと同じ。

 

 

聞き手B(買い手)が賢くなければ

Aのやり方次第ですぐ感情を揺さぶられ

共感を覚えるし、そうすると

人はたいして欲しくもないものに興味を示しだし

いつの間にか買うという行為に走る。

そうなれば、Aの戦略成功。

 

この場合、いちばん感情を動かしやすいのは

AがBの立場だったらどこに感動するかとか

どこに愛着が湧くかとか

どういうとこでどんな事を言われたら心が動くかを見て、それをやるとBはおもいのままになりやすい。

 

 

恐怖や焦りの感情に火をつけて

商売してる人もいるし

喜びやワクワクの感情に火をつけて

商売してる人もいる

 

大半は、ただそれだけの違いだなぁと。

 

 

もし、Bが賢いと

相手が自分のどの感情に揺さぶりをかけているのかを見る。そうすると相手の意図が見える。

そこで乗っかるか乗っからないかは

B自身が決められる。

 

選択権を持ってるのは

あくまでも聞き手側B(買い手)。

 

 

ビジネスでの場合以外にも言える。

 

実際、聞き手A(売り手)は

賢いBを前にするとコントロール出来なくなるし

話が盛り上がるのは、だいたいBがAの

感情に共感し、火をつけてあげた時だ。

 

 

賢いBで居られたら、

BはBのおもいのままにいられる。

 

 

これはビジネスだけじゃなくて

コミュニケーションもそうだし

男女関係だってそうだし

友達関係だって同じことが言える。

 

 

賢い人になりなさい。って

深堀ってみると、こうゆうことをきちんと視れる人でありなさいってことかなと思った。

 

 

すごく当たり前のようだけど、

今まで全然そうゆう視点がなかったな。

 

相手の思うつぼにはまりこんで

結果的に自分の本音も見えてなかったもんだから

あれ?なんで?って

気付いた時にはアイタタタみたいなこと

結構よくあったなぁと思う。

 

でもそれは、私にとっては

必要だったお勉強の1つだし

全然よかったのだけど。

 

 

 

って感じで

風呂場で急にこんなことを思ったのでした。笑